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Posted by ミリタリーブログ  at 

2014年08月02日

機関短銃の弾倉入れ他


試製ニ型弾倉入れ

戦後、占領軍がシンガポールの日本軍司令部で鹵獲した'37番'の試製ニ型機関短銃車載型に付属していた弾倉入れ
5本収納出来 フラップが付いている。裏面の構造は不明。


義烈弾倉入2

義烈隊員の100式機関短銃の弾倉入れ。フラップは付いていないが、各弾倉毎に仕切られているのが分かる
画像が不鮮明で確認が難しいが、7、8本収納可能と思われる。
フルチャージした弾倉でこの数だと相当重いハズであるが、うっすらと首から掛かっている帯はこの弾倉入れの
ものなのだろうか?はたして

義烈弾倉入3

左側のの100式機関短銃後期型を担いでいる方にも個別に収納出来る弾倉入れと、
その上に特殊弾帯を巻いているのが確認出来る。

義烈弾倉入4

上の写真では向かって一番右側の弾倉入れに2本まとめて入っているように見える。
正式品ではない為に様々なタイプがあるものと推測される。

日本陸軍において機関短銃は限定的に使われたに過ぎず
装備品やその他の写真も少ない
弾倉入れについてなにか知っている方いましたら、ぜひコメントお願いします。

  


Posted by 試製  at 14:06Comments(6)

2014年06月29日

義烈空挺隊の話題

100式機関短銃後期型



今日私たちのブースに来て頂いた方ありがとうございました。
貴重な話が聞けてとても楽しかったです。
「義烈空挺隊」の話題で話が盛り上がって、このまま情報共有が頓挫してしまう事が惜しくなり
専用のスレッドを開設します。
興味のある方は誰でも書き込んでくださいませ!

写真は自分が高校生の時に作った100式機関短銃後期型のエアガンです。
全金属製でトイテックのキャリコのユニットが入っています。

NHKの日本ニュース252号の動画で義烈空挺隊の隊員は100式機関短銃後期型を装備している事が分かります。
http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/jpnews/movie.cgi?das_id=D0001300380_00000&seg_number=002

  


Posted by 試製  at 23:23Comments(13)質問・雑談等

2014年06月27日

第73回ビクトリーショーに出店します。

ビクトリーショーに出店します。



サムズミリタリヤさん主催の第73回ビクトリーショーに出店します。
資料性の高い写真の入ったCDを主に取り扱っています。
写真の他、取り扱い説明書等のマニュアル類も収録しているものもあります。

どういう種類のものがあるかは右上お気に入りの
「相模原兵器廠」のWeb販売のページで確認できます。

今回のビクトリーショーでは在庫はほとんど持って来ない予定なので
(受注生産の形で製作している為)
後日郵送する形での販売となりますが、
こちらにコメントして頂ければ 当日持参する事も可能です。

兵器に興味のある方 ぜひ当日おしゃべりしましょう!
よろしくお願いします。  


Posted by 試製  at 00:04Comments(2)お知らせ

2014年06月25日

試製ニ型機関短銃 車載型

試製ニ型機関短銃 車載型



試製ニ型機関短銃には車載型と云われる全長の短いタイプが存在し、
銃床右側にカートキャッチャーを取り付ける為の金属の補強板
銃床前方に金属の補強板が主な特徴となっています。
銃床前方には銃床の幅よりも若干長い長さの鉄棒が銃床と、前まで伸びたフレームを貫通して挿入してあり
これは車載したときに なんらかの保持器に付ける為だったであろうと推測します。
全長が短くなり取りまわしが良くなった。
スライドの前方が手間のかかる楕円穴から丸型に変更になった。
床尾板はカップ型の形状になりクリーニングロッド等は収納出来なくなった。
内部をミーリング加工、穴あけ加工により軽量化が図られている。

この車載銃は元陸軍騎兵連隊があった自衛隊内資料室にあり、現在は一般公開されていません。
側車や装甲車に車載する機銃であったであろうと想像するのですが、
そのマウントの仕方、固定器具等の資料が無く謎となっています。
もし何らかの情報をお持ちの方コメントよろしくお願いします。  


Posted by 試製  at 23:45Comments(0)機関短銃

2014年06月25日

試製ニ型機関短銃

試製ニ型機関短銃


日本が戦前に試作したSMGの一つで「試製ニ型機関短銃」があります。
完成年は昭和12年頃で、同年6月に機能、命中試験が行われました。
名称については長らく「試製二式」と言われていましたが、「二式」と「ニ型」は英語でもType2なので
おそらくアメリカに渡った時に混同したと推測します。
名称については「試製機関短銃第ニ型」がおそらく正しいと思います。

作動の方はSMGとしては非常に凝った作りで Wz63のようなオープンボルト(スライド)からの
ファイアリングとなります。
後部にエアバッファーが有り、発射速度を段階的に変更する事が出来ます。
この辺りは陸軍が研究用に輸入したフィンランドのスオミSMGの影響があるのではと思っています。

GunMagagine 1976年8月号では国本圭一氏による貴重な実射レポートがあります。
マガジンは故 六人部 登氏が製作した100式機関短銃用のものを試製ニ型に装着出来るように製作されたものです。
命中、取り扱い、作動共に良かったとレポートされております。
しかし陸軍における昭和12年6月に行った試験では成績が思わしくなかったとあります。
(この試験の内容をご存知の方 情報求みます)

自分の知っている試製ニ型の写真は3種類ありまして、
○着剣装置の無い試製ニ型で50連マガジンを付けている写真。
○着剣装置のある 京都嵐山 アバディーンにある試製ニ型
○着剣装置の無く全体が短い車載型
の3種類です。
wikiに四四式の折りたたみ銃剣付のものがあると書いて有りましたが、「火器開発裏面史」には試製ニ型の記述は
一切無く 写真もピダーセン試作銃のものでした。

とにかく独特のシルエットで格好の良い
このレアなSMGが私は大好きです。
情報 何でもお待ちしています。(話題でも!)
  


Posted by 試製  at 02:31Comments(0)機関短銃

プロフィール
試製
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旧日本軍の小火器が好きでいろいろ調べています。
敗戦による混乱からか数十年前の事なのに謎な部分が多く、資料も散逸してしまっているので正しい情報共有をしたくブログページを解説しました。
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