2014年06月25日
試製ニ型機関短銃 車載型
試製ニ型機関短銃には車載型と云われる全長の短いタイプが存在し、
銃床右側にカートキャッチャーを取り付ける為の金属の補強板
銃床前方に金属の補強板が主な特徴となっています。
銃床前方には銃床の幅よりも若干長い長さの鉄棒が銃床と、前まで伸びたフレームを貫通して挿入してあり
これは車載したときに なんらかの保持器に付ける為だったであろうと推測します。
全長が短くなり取りまわしが良くなった。
スライドの前方が手間のかかる楕円穴から丸型に変更になった。
床尾板はカップ型の形状になりクリーニングロッド等は収納出来なくなった。
内部をミーリング加工、穴あけ加工により軽量化が図られている。
この車載銃は元陸軍騎兵連隊があった自衛隊内資料室にあり、現在は一般公開されていません。
側車や装甲車に車載する機銃であったであろうと想像するのですが、
そのマウントの仕方、固定器具等の資料が無く謎となっています。
もし何らかの情報をお持ちの方コメントよろしくお願いします。